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やっと行って来た、マッサージ♪
首・肩・背中・腰…もう数ヶ月前から辛かった。
毎日、ゴマカシ、ゴマカシ、過ごしてたんだけどそろそろ限界。
体の裏側にトタン板が張り付いたみたいになって…
こうなってしまうと、精神的に余裕が無くなってきて、
ちょっとしたことでもイラッとするしね。
いつも行っているスポーツクラブのマッサージに行こうかと思ったんだけど、
サルが、T医院に行った方がいいって言い張るので、
思い切って今日行ってみたのだった。
T医院。
ここは、夏休み前に自転車の練習中にこけてケガしたサルが、
その後メンテナンスに通っている接骨院。
実は、このT医院は知る人ぞ知るアスリート御用達の鍼灸院らしい。
以前、中坊だったサルが陸上クラブでタラタラと走っていた時、
タラタラと走っているくせに「膝が痛い」な~んて一人前な事を言い出し、
そのクラブのコーチから、
「それならここへ行って診て貰うといいですよ」
と教えていただいたT医院。
でも、自宅から遠いし常に混んでいるって聞いていたので、
どーせ、膝が痛いなんて練習サボる為の口実だろうなんて思って、
その時は近所の整形外科で済ませた(-。-;
そのT医院が、たまたま今サルが通う高校の通学路の途中にあることがわかり、
ちょうど良かったじゃん!と、普段の体のメンテに通うことにしたのだった。
ここの先生は、確かS&Bのトレーナーをやってた…って、
陸上クラブのコーチは言ってたと思う。(間違ってたらスイマセン!)
だからかな、待合室には有森選手や瀬古選手の写真やら、
Qちゃんのサインやらが飾ってあった。
サルが自転車競技をやっているって先生に話したら、
関東大会の救護ドクターとして、行ってらっしゃったんだって!
よくよく聞いてみると、サルの部の先輩も何人も通ってて、
顧問の先生のこともよくよくご存知だったらしい。
初めて診ていただいた日、先生に、
「足の筋肉がすばらしいと!!」
と褒められ上機嫌で帰って来たのだった。
私はもちろんアスリートでは全く全然違うんだけど、
サルの話では、近所のおじいさんおばあさんも普通に来てるって聞いていたので。
そんなら私も別に行っても大丈夫なんだろなーって思ってね。
で、気持ちよかった~~~
カナリ筋肉の筋をグリグリされるんだけど、私にはこのくらいの力加減がちょうどいい。
かなり重症だから、できれば詰めて通ってみてくださいって言われちゃったよ。
通う、通う、通いますぅ~~~
ラクになりたいですぅ~~~~
さて、明日は、一日参観日&小坊の学年活動。
参観したいけど、学年活動は学級部のメインの仕事なのでシッカリやらねばね。
短い準備期間だったけど、どうか滞りなく事が運びますように…
今回の国体で全国大会の『空気』と言うものをサルは初めて味わった。
ロードレースの開放的な雰囲気に対し、
とりわけトラック競技の張り詰めた空気感は独特だったらしい。
エリミネイションも団抜きも、緊張のあまり足が全く廻すことができなかったと言う。
走り終わった後、監督さんや同県の先輩にはもちろん、他県の学校の先輩からも、
「オイ、ど~したんだよ?もしかして緊張しまくりで終わっちゃった?(苦笑)」
と声を掛けられたらしい。
きっと傍から見ててもコチコチになってたのがバレバレだったんだろう。
な~んだ、サルも並みの人間だったっちゅうことか(苦笑)
だが、今回の遠征の話を聴けば聴くほど、
一番辛かったのはどうも試合そのものでは無く、
むしろ試合以外の時間だったようなのだ。
今回の代表メンバーはサルを含む高校生5名と、
社会人1名を含む成人の部5名の、併せて10名。
そして、高校生の監督は他校の顧問の先生。
成人の部の監督は、自衛隊空挺団所属のマッチョなIさん。
Iさんは総監督も兼任しており、自身もケイリン種目で国体3位の経験者だ。
狭い世界なのでほとんどのメンバーとは既に顔見知りだったとは言え、
全員サルよりは年上。
見た目こそ誰よりも大きいけど、サルはまだ15才、チームの最年少だったわけだ。
そんなデッカイおチビさんは、大勢の年長さんに混じっての共同生活に
気疲れしちゃったみたい(笑)
たとえば、話し方。
とにかくいつもどんな時も、丁寧な敬語なのは当たり前だよね。
時間と共に軽く冗談を言える仲になってきても、そこは部活のノリ。
あくまで、です、ます、での受け答えが基本。
ロードの終了後、お父さんと立ち話してる時も、思わず返事が、
「はい、、、」
と、いつになく丁寧で、わざわざそれを、
「じゃなくて、うん」
と言い直したりしていた(笑)。
そのやり取りを横で見ていた監督さんが選手村に帰る途中、
「オマエ、よくよく考えたら大変だよな。全員年上だもんな。
せめて同じ学校の二年生が居たり、顧問の先生が帯同してくれてたら、
もうちょっと緊張がほぐれてたかもな」
と、何気に呟いたそうだ。
また、一年生と言う事で、レース前の準備も全部自分がやることになっていたらしい。
ドリンクの用意やタイヤの空気入れ、自転を出したり、先輩の荷物を運んだり…
最終日も、サルは朝3時半に起きてせっせと支度したというから驚きだ。
…へぇ~ちゃんと起きられたんだ?
…アンタが準備して、忘れ物とかなかったの?
「あったり前じゃん!何言っちゃってんの??オレだってやる時にはやるんだよッ!」
ダハ。こりゃまた、失礼いたしやした~(笑)
それに一年生は、先輩に頼まれると「イヤ」とは言えない。
たとえばこの二つの事件みたいに…
■『レーパン貸して~事件』■
注)これはフィクションではありません(でもちょっと脚色・古都ちゃん)
注)これはフィクションではありません(でもちょっと脚色・古都ちゃん)
ロードで一緒に走る3年生の先輩が、ナント本番用のレーパンを持ってくるのを忘れてた。
レース当日の朝、先輩が、
「わりぃ、レーパン余分持ってたら貸してくんない?」
と言って来たんだ。
「ぅえ?ぅほ?レーパンっすか?い、いや、はぁーありますけど…」
と言ったけど、レースにレーパン忘れるって、どんだけぇ~!!
準備万端のオレ様は一応2枚持って来てるけど、
そのうちの1枚はお尻のパッドの縫い目が薄く擦り切れそうになってる。
オレの中では、そのスケスケを練習用に、そしてもう一枚を本番に穿くつもりだったんだよな。
だから、貸すんだったらスケスケの方だけど…
って言うか、正直レーパンは貸し借りしたくないっすよ、先輩!
だって、自転車のレーパンはノーパンで直に穿くンスよぉ~
いくら洗って返してくれると言われても、、、
な~~~~んて、言える訳ねぇーっつーの。
だって相手は三年生。
一年生は「イヤ」とは言えないんだよぉーーーー(泣)
どう考えても、スケスケパンツを自分から先輩に渡すわけにはいかない。
かと言って本番用にと持ってきた、ほとんど新品のレーパンを渡すのも腑に落ちない。
仕方ない、一か八かだ!先輩に選んでもらおう。
もしかしたら先輩が遠慮して、自らスケスケパンツを選んでくれるかも…
そーさ!この先輩は、そういう気遣いができる人のはずだ。
「先輩、好きなほうを選んでください!」
先輩、かなり長いこと二枚を比べてた。
あんなに見てたら、たぶんスケスケにも気付いたはずだ。
忘れてきたのは自分なんだし、きっと気を遣って…
「じゃ、こっち貸してもらうね、サンキュー♪」
って、オイ!そっちじゃないだろ?
な~~~~~んて、言えるわけねぇーっつうの。
オレの手元に残ったのは、スケスケパンツの方だった(泣)。
一年生の立場はひたすら弱いのだぁ~~~~~
オレは初の全国大会の晴れの舞台に、オケツ・スケスケ・レーシングパンツを穿いて
出場することになってしまったのだった。
ククク…(哀!)
そして一年生の悲劇はまだ続く。
運の悪いことに、その先輩はレース中、二度も落車に巻き込まれ、ついに転倒リタイア。
オレのイケテル・レーパンはビリビリに破けてしまったのだった。
先輩の怪我は、幸い大したことなかったから良かったけど、
レース後、
「ゴメ~ン!レーパン破いちゃった~ちゃんと弁償するからさ、許して!」
と、さすがに申し訳無さそうに言って来た。
オレも、この時ばかりは、
「ギョヘッ!マジかい!!」
と言いそうになったけど、それもグッと我慢し、、
「怪我無くて良かったッス」
とだけ言った。
オレって後輩の鑑だよな。
それに、弁償するって先輩は言ってたけど、
他校の三年生と会う機会はこの先あまり無いから、
きっとこのままウヤムヤになっちゃうんだろうな。
まったくもう、今年の夏はツイテナイことだらけだ。
■『カギ、一緒に探して~事件』■
注)これもフィクションではありません(でもまたまた、ちょっと脚色・古都ちゃん)
注)これもフィクションではありません(でもまたまた、ちょっと脚色・古都ちゃん)
ロードレースも無事に終わって、いよいよ今日からトラックだ。
6時に車で出発するから、
それまでに朝飯を食って準備も完了しなければならない。
それまでに朝飯を食って準備も完了しなければならない。
オレは5時に起きて準備もバッチリ。
後は、車に荷物を積むだけだ。
こんな余裕たっぷりのオレ様の姿を、お母さんが見たら絶対驚くね♪
なんて、ムフフ~ンとニヤついていたら、
こんな余裕たっぷりのオレ様の姿を、お母さんが見たら絶対驚くね♪
なんて、ムフフ~ンとニヤついていたら、
昨日のレースで、オレのレーパンを破いちゃった先輩が近づいて来て、
「わりぃ、部屋のカギが見つからないんだよ、一緒に探してくんない?」
って、オレに言ったんだ。
「ぅえ?ぅほ?カ、カギっすか?えーっと、どこに置いたんっすか?」
と、平静を装って、オレはカギ探しを手伝うことにした。
っつーか、一年生は「イヤ」とは言えないんだよ。。。
手伝うしかないじゃん?
でもその時既に6時前。
集合時間が迫っていたから、内心超焦っていた。
でも、先輩はノンキに、
「どこに入れたっけぇ~~」
とか言って、ゴソゴソと荷物を探っている。この先輩、オレよりマイペースだ(驚!)
しばらくして、無事にカギが見つかった。
と思ったら、先輩はオレに、そのカギをヒョイと投げてきて、
「じゃ最後、ちゃんと閉めて来てね」
と言ったかと思うと、さっさと先に集合場所に行ってしまったんだ。
「ギョヘッ!マジかい!!それはねぇーだろーがッ!」
と、ここまで出掛かってた言葉をゴクンと 飲み込み、
言われたとおり、カギを閉めてオレも集合場所に急いだ。
集合場所には、先輩や監督さん、要はオレ以外の人全員(もちろん例の先輩も)、
車に乗ってエンジンをかけ、『オレ待ち』していた。
「遅せーな!何やってんだ!遅刻だぞ!!!」
と、叱られてしまった。
せ、せんぱぁ~い、何とか言ってくださいよぅ~~
とすがった眼差しを先輩に送って見たけど、マイペースの先輩は、
「おっせぇーぞぉ~~」
と、車の窓からニコニコしながらオレを見ているだけだった。
そりゃないよ~と思ったけど、やっぱり口には出さず、
「遅れてスイマセン!」
と素直に謝って、急いで車に乗り込んだのだった。
ツライぜ、一年生!
でも、でも、耐えるぜ、オレ!
来年は、二年生だ!!
〈了〉
小坊のサッカー、久々に8時からの練習。
休日の6時起きはツライけど、早朝の道は空いててストレス無く走れる。
車内での見学も風はヒンヤリと気持ちよく、まさにスポーツの秋だわね。
あ、私は観てるだけか(笑)
つい最近まで、体育の授業はスポーツテストだった小坊。
50メートル走(8秒01)、反復横跳び(54回)、立ち幅跳び(185センチ)、
ソフトボール投げ(39メートル)…
ソフトボール投げ(39メートル)…
たくさんの種目をポイント化し、そのトータルで小坊はクラス最高点だったらしい。
2位の子とはかなりの差をつけての1位だったんだって。
スゴイねーーー!!!
スゴイねーーー!!!
サル兄曰く、
「アイツ、たかがスポーツテストに何でそんな必死になれんの?」
って言うほど、小坊は毎年このテストを真剣に受けているんだもん。
この結果も、気持ちが入っているからこそ出たんだよね!
この結果も、気持ちが入っているからこそ出たんだよね!
ところで、テストの種目の一つにシャトルランというのがある。
これは持久力のテスト。
3年生の時、小坊はこのテストで、81回と言うトテツモナイ記録を出した。
なので今年は、このシャトルラン記録更新に特に意欲満々だった。
シャトルランを行なう日。
小坊は、意気込んで登校していった。
小坊は、意気込んで登校していった。
しかし、そのヤル気が空回りしたのか、
はたまた余裕をブッこいで油断してしまったのか。
はたまた余裕をブッこいで油断してしまったのか。
走ってる途中で滑ってしまい、ポイントにタッチしたものの認めて貰えず、
確か、62回の記録となってしまったのだった。
その日学校から帰って来た小坊は、スッカリしおれて元気無く、
「シャトルラン、失敗した。ギリギリセーフでタッチしたのに…ダメだって…」
全然しんどくも苦しくも無かったから、あんなの本当の記録じゃないって、
激しく計測の先生に(担任じゃなかったみたい)抗議したんだけど、
認めて貰えなかったんだそうだ。
「オレ、悔しくて泣いちゃったんだよ…」
それを横で聞いていたサル兄は、
「泣いたの??オマエ大げさなんだよぉ~
普通のスポーツテストだろ?別にいいじゃ、、、、」
普通のスポーツテストだろ?別にいいじゃ、、、、」
と、まあアイツにしたら弟を慰めるつもりで言ったんだろうけど、
逆に小坊の怒りに触れたらしく、
「よくない!全然良くないし!超ムカツク!!!オレはもっと行けたのに…」
と、その場でまたシクシク泣き出してしまった。
さてその翌日。
学校から帰って来た小坊は、昨日とは打って変わってとっても元気だった。
「お母さん、ボクねもう一回シャトルラン測ってもらえることになったんだよ!」
担任の先生に事情を話し、どうしてももう一回測りなおして欲しいと直談判したらしい。
先生は小坊の熱意?に負けたのか、
昨日お休みしていた人達のテストを放課後やるから、
昨日お休みしていた人達のテストを放課後やるから、
その時にもう一度チャンスをあげようって言ってくれたんだって。
いい先生だねぇ~!!
いい先生だねぇ~!!
ただ、小坊は相変わらず抜かり無い。
自分だけチャンスがあるのはズルみたいだから、
自分だけチャンスがあるのはズルみたいだから、
他にももう一回チャレンジしたい人にはやらせてあげて欲しいって言ったんだって。
他の子から、何でアイツだけ?って文句が出るとヤだもんね。
さすが小坊、卒が無いわ(笑)…ちょっとコワイくらいよ(苦笑)
そしてその二日後の放課後、めでたく再チャレンジした小坊。
有言実行男は、もちろん記録更新。
86回走り、見事学年トップの記録を出して帰って来た!
「本当は100回行くつもりだったんだけど、案外走れなかったんだよぅ…」
と、自分の中では少し納得いかない数字だったらしいが、
いくらなんでも100回は、キツイでしょ(苦笑)
他に再チャレンジした子は居たの?と訊いてみたら、
「それがね、ほとんどのヤツが、あんなシンドイこと何でもう一回やるの?とか言って、
結局もう一回やったのは、オレとあと二人だけだったんだよ。みんな意気地無しだよねぇ」
うーん。。。ゴメン。お母さんも、ソイツラと同じこと言っちゃうかも(^^;
トライはしないが、数人が残って小坊の走りを応援してくれたらしい。
ところで今回のことで、諦めない気持ちを持っている小坊を改めて見て、
私はとっても嬉しかった。
担任の先生が理解のある人だったと言うのも大きい。
だけど、自分の気持ちをちゃんと伝えられなかったら、
先生も再チャレンジさせてはくれなかっただろう。
何となく、この子は流されないでいけるなって思ったよ。
それにしても気になったのは、この話を聞いたサル兄。
「オマエ、執念深いな。たかがスポーツテストに、何でそんな必死になれんの?
いいじゃん、また来年やれば~」
いいじゃん、また来年やれば~」
この物事の捉え方の差なんだよ。
この差が、記録に出るってことじゃない?
後回し性格、流されっぱなし…
後回し性格、流されっぱなし…
わたしゃ、やっぱりアンタのことが心配だよ…(泣)
もう一週間かぁ~
先週の今頃、花巻に着いたんだよね。
それにしてもこの一週間、ひたすら忙しかったな。
それは、つまらない用事が一つ増えたから。
実は、秋田へ向かう二日前の27日夕方、玉突き事故に遭ってね。
3台の先頭だったんだけど。
一番後ろのヤツ、居眠りしてたんだと(-。-*
念のために病院にも行きたかったし、車も凹んでるから修理の見積もりも取らなきゃならない。
だけど、秋田行きをキャンセルするわけには行かないので、
仕方なくすべての諸作業は、後回しにして出かけた。
つまらない用事とはその後始末。
R1の可愛い後姿は、ナンバープレートがグニャッとなってバンパーがガツンってなっちゃった。
当然修理費は相手持ちだけど、新車だったので損した感が大きい。
ただ、同乗していた小坊とその友達は、怪我も無かったし、
自分も大したことなかったのは、不幸中の幸いだった。
仕事を休めたら少しラクだったんだだろうけど、
そんなに休んでばかりもいられないし。
そんなに休んでばかりもいられないし。
そうなると家事にシワ寄せが来るんだよねぇ。
家族の皆さんには悪いなあと思いながら、
掃除はもちろんパス、食事も簡単なものばかりで済ませちゃった。
なので、今日の小坊のサッカーの送迎を、夫が行ってくれたのは有り難かったよ。
朝から掃除洗濯、モロモロの用事を済ませることができました。
自分もかなり疲れてただろうに…サンキュー夫。
今回のレース、ロードはまずまずの手応えも感じ、
次の大会への糸口も見つけられたようだ。
しかーし!
トラックはまだまだ全国レベルには程遠い…
ソロで出場したエリミネイションって種目。
他校の3年生の先輩3名と出場した、団体追い抜きって種目。
どちらも、惨敗だった。
フゥ…
サルにとっては、二種目とも初めて出場する競技。
地元での試合さながらの模擬練習は結局一度も無く、
どちらもブッツケ本番で走った。
そんな完全に練習不足状態でレースに臨んだんだから、
まず自信ってなもんは全く持てなかっただろう。
エリミネイションでは、気が付いたらもう終わってた!らしいし(苦笑)。
団抜きも、4名がみんなバラバラでまとまりもなく、
とりあえず完走できただけでも良かったってレベルで。
そんな状態でもトラックを走らなければならなかった選手達。
考えようによっては、気の毒なのかも。
が、しかーし!
そんなことは言ってられない。
今回は出なかった、4キロ速度競技(4速)は、
メインレースはロードだ!と言い張るサルでも、本格的に練習しなければならない種目なのである。
今大会で、この4速で優勝したM君は、サルと同じ1年生。
M君は、1年生で国体優勝したのだ(凄!)
M君は、1年生で国体優勝したのだ(凄!)
彼は、サルがレースを始めた頃に、やはり同じように関西でレースに出始め、
鈴鹿や茂木のような大きなレースでは、必ず顔を合わせるようになった。
この春、サルが関東の自転車競技名門校に入学したように、
M君も、京都の自転車競技強豪校に入学し、きっと日々猛烈な練習を積み重ねてきたのだろう。
M君も、京都の自転車競技強豪校に入学し、きっと日々猛烈な練習を積み重ねてきたのだろう。
サルは、かなり溝をあけられてしまったなぁ。
今大会では、M君とのロードでの対決は今回成らなかったが、
近い将来、必ず戦わなければならないライバルの一人。
サルも、来年春の全国選抜に向けて、また練習を開始しなきゃ、ネ!
明後日のレースに備えて、4名のイキをうまく合わせられるか…
そして、サルは明日初めてエリミネーションと言う種目に出場するのでその調整も。
実際に練習で走っているところを見てしまうと、
明日の本場も見たくなってくるなあ~
ダウンロード
そして、サルは明日初めてエリミネーションと言う種目に出場するのでその調整も。
実際に練習で走っているところを見てしまうと、
明日の本場も見たくなってくるなあ~
ダウンロード
監督さんから、
「選手村に帰ってメシ食ったら午後からバンクで練習です」って聞いてたから、
私達一行も、どこかでお昼を食べてトラックへ向かい、
少し練習風景を見ることにした。
少し練習風景を見ることにした。
が、ここにきてアクシデントが…
昨夜宿泊したホテルは岩手の花巻。
レース会場の秋田県美郷町まで、車で約4~50分。
公道を使って行なうため、スタート30分前から一般車両の交通規制がかかる。
なので、閉鎖になる前に車を置く場所を探し、
選手の召集場所へ行く予定でいた。
選手の召集場所へ行く予定でいた。
しかし、ホテルの朝ご飯って何であんなに美味しいのだろう?
夜ご飯もタラフク食べて、おなかがはちきれんばかりだったと言うのに、
一晩グッスリ寝てしまうと、朝6時半から超食欲旺盛な私達。
一晩グッスリ寝てしまうと、朝6時半から超食欲旺盛な私達。
バイキング形式だったので、ついついアレもコレも…と目移りしてしまい、
長居してしまった。
そんなこんなで、予定していた出発時間を30分くらい過ぎてしまったのだった。
急いで車を飛ばしたが、規制が始まる時刻ギリギリになってしまったので、
結局スタート地点からかなり離れた体育館の駐車場に停め、
そこから歩いてスタート地点へ向かうことにした。
…遠かった。。。。。
遠かったのだ。
それで、レース終了後は夫が一人で駐車場に向かい、
車を廻して来てくれることになった。
車を廻して来てくれることになった。
私、小坊、京都のおばあちゃんの三人は、のんびりと、
スタート地点で車を待っていればいいはずだった。
ところが、夫から電話が掛かってきた。
「ヤバイ!!エンジンが、かからん!ウンともスンとも言わん!!
バッテリーが上がっちゃったみたい…」
バッテリーが上がっちゃったみたい…」
マジっすか?
こんな出先で。
何でバッテリー上がっちゃったんだろ?
車内灯が点けっぱなしだった?ンなことは無いはず。
ナビとかipodとか使ってたから?そんなんでバッテリー上がっちゃうの?
ナビとかipodとか使ってたから?そんなんでバッテリー上がっちゃうの?
などと考えてても仕方ないので、スグに保険会社のロードサービスを頼むことにした。
が、ここは秋田。
超、田舎で。
田んぼしかないのよ、実際。
しかも、日曜日。
サービスカーが来るまで約1時間半。
私達4人は駐車場で待つしかなかったのだった。
私達4人は駐車場で待つしかなかったのだった。
おなかは減ってくるし、コンビニも見当たらないし。
手持ちのお菓子を皆で分け合って、飢えを凌いだりした(←オーバー・笑)
やっとのことで、サービスカーが到着。
車同士をデッカイ洗濯バサミで繋いだら、
車同士をデッカイ洗濯バサミで繋いだら、
ブォ~~~~ン~~~~~
・・・とエンジンがかかる・・・はずなんだよ、普通は。
なのに、かからない!
サービスの人も、「?」「?」「?」と、首を傾げるばかり。
「もしかしたら、レッカーです。コレ。」
と言われてしまった。
ガーーーーーーン!!!!
こんな遠方に車を置きっ放しにして帰るの?
でも動かないならどうしようも無いし。
明日から夫は会社、小坊は学校。
何が何でも今日、家に帰らなければならないし。
仕方なく、保険会社の担当者と帰りの交通費の話までし始めた時、突然、
ガーーーーーーン!!!!
こんな遠方に車を置きっ放しにして帰るの?
でも動かないならどうしようも無いし。
明日から夫は会社、小坊は学校。
何が何でも今日、家に帰らなければならないし。
仕方なく、保険会社の担当者と帰りの交通費の話までし始めた時、突然、
ブォ~~~~~~ン~~~~~~☆☆
と勢い良くエンジンがかかった!
どうやら、盗難防止装置が働いて、エンジン作動にロックが掛かってしまってたらしいのだ。
ンもう!
本来役に立つ機能が、とんだ落とし穴だったってわけだね(-。-*
ンもう!
本来役に立つ機能が、とんだ落とし穴だったってわけだね(-。-*
ちなみに、バッテリーが上がってしまった原因はヘッドライトの点けっぱなしだった。
岩手からの途中の道で、長いトンネルがあり、そこで点けたままその後も点けっ放しで走行し、
点けっ放しで駐車してしまったのだった。
夫らしくないミス。
きっと、気持ちがサルのレースに行ってしまってたんだろうね。
そんなハプニングで足止めを喰らったが、
何はともあれ、車は動いたので急いでトラックへ向かうことにした。
トラック会場に着いたのは3時半を過ぎていた。
もうサル達は居ないかも…
と半分諦めていたが、観覧席へ上がってまだバンクを見ると、まだ練習していた。
あーーーー良かった!
だけど、車のエンジンを切る勇気は無く、夫と私は交代で見学。
トラック競技はまた特別なカッコ良さがある。
サル達は、4名でチーム練習。
連なって走る練習をしていた。