♠ 清められた部屋？！

毎月第三木曜日に習っているリボンの会。

 

今回は、バッグチャームとグラスチェーンを作った。

 

写真はバッグに飾ってからってことで。

籐や竹で編んだカゴなんかに付けると、素敵らしくて、
どこかでその手のカゴバッグを探してこなきゃね。

 

グラスチェーンは、メガネを首に提げる時に便利な紐のこと。

お店にも、スワロフスキーを繋いだチェーンで可愛いのとかもあるんだけど、

せっかくリボンレイを習ってるんだし、ここは作っておかなきゃね。

ただ、まだ製作途中なので、これも写真は完成してから。

 

さて、いつも作り方を教えていただいている間、

お洒落な高層マンション１８階にある先生宅のリビングでは、

概ねハワイアンなゆったりとした癒しの曲が流れています。

きっと、alohaちゃん好みなジャンルだと思われる。

先生がよくかけてくれるお気に入りのＣＤがあって、
そのＣＤの一番最初の曲が、私の笑いのツボに嵌る唄なのだ。

何ていうんだったっけか、忘れちゃったけど、

現地人のオッサンが祈りをささげるぅ～みたいな、

溜め息まじりに、時には唸り、時には呟く様に、ある意味ラップのハワイバージョン？

alohaちゃんによると、それは神聖な祈りぃ～な内容らしいんだけど、

そんな専門的な知識は置いておいて、

単純にＢＧＭとして聴くには、あまりにも宗教ちっくなんだよね。

 

・・って話を、ずいぶん前にalohaちゃんに話したところ、

彼女はスグ、その手のハワイアンラップ(笑)を選りすぐったマニアックなＣＤをダビングしてくれた。
このＣＤは、全てがこの祈り系の唄の詰め合わせ。
家で聴いた時には、正直ぶっ飛んだしぃ。

 

でね、いつか、リボンのお稽古の時にそのＣＤを持って行って、

皆に聞かせてあげようと思っていながら、いつもついつい忘れていた。

ところが、たまたま昨日は出掛ける前に

「そうそう、今日こそはあのＣＤ持って行こう！」と気がついて、

そして、どうせなら先生にダビングしてプレゼントしようと思いついて、

出掛ける寸前にダビングし、急いで家を出た。

 

 

さて、仕事を１時で終了し、メンバー皆でお昼ご飯を買って先生宅へ。

作り方を習う前に恒例のランチタイム。
《恒例の》というのは、いっつも先生が珍しいものや食べたことの無いものを振舞ってくれるので、
私は、今日はどんなものが出てくるのかなぁ～って、いっつもの楽しみなのね。

ちなみに、以前出てきたのはコレ↓



ホンモノのアロエベラの果肉。
透明でキラキラしていて、とってもキレイだった。
この果肉を生姜醤油で頂くんだよ。
さっぱりしていて、よくヨーグルトに入っているアロエよりももっと歯ごたえあるかな。
そして、緑の皮の部分はお肌にとっても良いということで、
首筋や胸元や腕にこすり付けてマッサージ。
冷蔵庫で冷やされていたので、ヒンヤリしていてメチャ気持ちよかった♪

で、今回、先生が出してくれたのがコレ↓



このチョコのひょうたんみたいなのの中身は、生クリームがぎっしり詰っている。
フォークで突き刺すと崩れちゃうから、このままかぶりついてって言われて、
皆で上の方からカプッ！
中はふわふわで、激甘な生クリームだったが、美味しかった☆
たまたま、私がかぶりついたら、チョコのかけらが顔みたいになったので↓



顔認識できる携帯を持ってる人に写メしてもらったら、
本当に認識していて、笑った。

他にも、飲み物やフルーツなどを用意している時に、

例の朝ダビングしてきたＣＤをかけて盛り上がろう（神聖な祈りなのに・ゴメン！オッサン・笑）と思い、

先生に、

「今日、ハワイ好きなお友達がダビングしてくれたＣＤをダビングしたので、先生にプレゼントするね！」

と手渡したら、とっても喜んでくれて、今、聴きたい！と言ってくれた。

それならばと、先生んちの低音の効くお高そうなデッキにＣＤをセット。

プレイボタンをオン！

 

「ほ～えかも～い～～～～どどどん、どどどどん♪ぺれ～ぺれ～かにぷぷへら～～コンコン♪」

 

始まった(笑)

一心不乱に神聖な祈りをささげるオッサンには悪いんだけど、

その場の空気が一瞬凍りつき、次の瞬間、皆、口をそろえて、

「なにぃ～？これぇぇ～～～！」

と大うけでした(笑)

確かに、誰もの表情が笑顔になって（捉え方が間違ってる気もするけど）、

ある意味、やっぱり魔法の唄なのかも（←苦しいフォロー）

ただ、先生はしっかりとその唄の意味合いを知っていたので、

その他の下々の者とは違った反応だったから、ホッとしたよ。

 

 

 

さて、昨日、小坊は早朝から茨城遠征で、帰りはおそらくかなり遅くなるということだったので、

いつものお稽古の時より、先生んちでゆっくりしてしまった。

朝８時半に仕事に出掛けて、そのまま先生宅へ直行し、

帰宅したのは夕方５時半を過ぎていた。

 

 

で、事件はここからだ（前フリが長過ぎ・苦笑）。

 

 

昨日も夕陽が沈んだ後も暑くて暑くて、

私は、汗だくになってフラフラになって、やっとこさ帰宅。

ポーチにチャリを置いて、玄関の鍵を開けて中に入った。

 

ら、リビングの方から、なにやらボソボソを話し声が。

 

え？もう、小坊帰って来てるの？

 

でも、サッカーボールもトレシューも玄関には見当たらない。

 

は？じゃあ何？誰？え？え？えぇぇぇ？？？

 

 

恐る恐る、温室と化したリビングのドアを開けると、

いきなりオッサンの溜め息を浴びせかけられた。

 

「ぶっふぉ・・・はぁ・・・」（←オッサンの溜め息のつもり）

 

こ、怖い！怖い！怖すぎる！！！

誰？何者？？
と、続いて、

 

「かわいへかぷぅ～～おはぷはぷはぷはぷっ！おぉぉいえぇぇぇぇ～～～～かばひね～～ぷぅ！えりまっ！」

 

キャーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！

何なのぉぉぉぉぉぉ～～～～～～～！！！！！！！！！！

 

 

 

そうなの。

やっちまったの、わたし。

 

朝、出かける準備しながらダビングしていて、

ＣＤが出来上がったから、その後ちゃんとスイッチをＯＦＦにしたつもりだったのに、

どうゆうわけだか、リピートボタンを押してしまっていたらしいのだ。

みんな出払って空っぽになったウチのリビングでは、

オッサンの祈りが一日中繰り返し繰り返し、ひたすら淡々と続いていたのだ。

 

私が疲れて帰って来た瞬間も、

その祈りは行われていて、たまたまその時は絶叫ではなく、溜め息だったってわけ。

 

「ぶっふぉぉ・・・はぁぁ・・・」

 

 

私、温室リビングで、独りでデッキにツッコミを入れたし。

 

「何でやねん！！」

 

 

 

夕方、alohaちゃんから、超残念な返信メールが来てしまった件で電話が掛かってきて、

きっと彼女はそのことで気落ちしているだろうと、（もちろん私も！）、

この 《留守中、祈りをささげ続けたオッサンの話》 をしてあげたら、

爆笑してくれた。

 

「きっと、お部屋はバッチリ清められてるよ」

 

ああ、そうだろうよ。

なんせ、一日中だからな(笑)

ボリュームが小さかったのがせめてもの救いだったよ。

あんなのが大音量で一日中流れてたら、

絶対に来月のマンションの理事会で議題になってしまうところだよ(汗）。

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