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早速その日がやって来てしまった。
そう、先日の国体予選で戻って来た時のことだ。
高速バスは、夜11時に最寄の駅に到着予定だったので、
私は当然迎えに行ってやろうと思っていたら、
夫が、
「そんなもん、歩いて帰ってこさせりゃいいんだ(`ε´メ)」
とか、了見の狭いこと言うから、
「あれ?行かないの?そーなんだ~じゃあ、私が小坊と二人で迎えに行ってやろうっと。
リアルに見ないでいいの?ゴルちゃんを見たアイツの反応をヾ(~∇~;)」
と返すと、ハッとなった夫は即、前言撤回。
「しゃあないなぁ、行ってやっか~(○´3`)ノ」
実は、KINGには車を買い換えたことは一切話してなかった。
だから、当然レンジ君で迎えに来てくれるもんだと思っている。
そこに、New Car で現れたら、KINGはどんな面白い挙動を振りまいてくれるだろう?
考えただけでも、それを見逃す手は無いじゃない?
というわけで、
新しい自家用車(←死語・笑)で、
しかも家族総出でKINGをお迎えに行くことにした。
歩いて帰らせろとか言ってた夫が、
「しゃあないなぁ、俺が運転したろ」
と、運転席に乗り込み、
助手席はデッカイKING様のために空席にして、
私と小坊は後部座席に座った。
いよいよ待ち合わせのホテル前近付くと、長細いシルエットの物体が一体フラフラしている。
あれこそ、KINGに間違いない!
「あ、あの長いの、兄ちゃんじゃん?車に気付くかなぁ・・・ククク・・・」
「何も合図とか出さずに、前に着けてみ」
ホテルの前の道に車を横付けした。
KINGは、何気にヘロロ~ンとこっちを見て、
次の瞬間、ギョギョっとこっちを二度見、三度見して、
辺りをキョロキョロ見回して、
も一回こっちをガン見して、
ピョンピョンと飛び跳ねて車に近寄って来た(爆)
助手席側の窓を開けると、目をキラキラさせながら、
「ぅえ?えぇぇ?? 買い換えたの?レンジは?ぅほ!スゲ~!ゴルフじゃん!へぇぇぇl~」
と、言ってそのまま車の周りをノタノタ回り出した。
「お兄ちゃん、俺らのこと気付いてないんじゃん?」
と小坊。確かにね(笑)
荷物を路上に放ったらかしにしたまま、車の周りをグルグル回っているので、
私は辛抱堪らず、ドアを開けて外へ出ると、
「ヌオォ!!Σ(゚д゚;) び、びーーーーーくりしたぁーーーーー!!!!!!!!!」
と、雄叫びを上げられてしまった。
どうやら、小坊の言ったとおり、
KINGは本当に後部座席にまで神経が行ってなかったようだ。
「な、なに?なになに?皆で迎えに来てくれたの?おお!弟も乗ってるし!!
よっ、久しぶり r(^ω^*)))テレマスナ・・・」
久しぶりに帰還されたKINGをお迎えに来たわけじゃなく、
KINGが車を見た時の馬鹿っぽい反応を生で見たいがために皆来たんだけどね。
十分来た甲斐あったから、真相はヒミツにしとこう(笑)
「そうだよ~久しぶりに帰って来るんだし、みんなで迎えに行ってあげようってね」
「お、あ、そ、そうなの?それは、それは、あざーっす!!
・・・って、ねえ、車変えたの?いきなり違う車で来るからビックリするじゃん!」
で、ここまでは、KINGは車にも触ってないし、外でウロウロしているだけで害は無い。
期待以上な反応を示したので、夫も大満足だった。
がしかし。
ここから、だ。
まず、ハッチを開けて、荷物を中に積み込まなければならない。
開ける為には、どうやっても車に触るわな。
アイツが触る=壊されるぅ~、傷がつくぅ~、って繋がってしまった夫。
すかさず、外に出て、
「あ”---あ”----寄るな触るな!俺が荷物積むから、そこで見とけ!」
と、全作業を自分でやっている(苦笑)
「ハ?何だし!(`ε´)」
と憤慨しながらも棒立ちで見ている、さすがKINGだ。
そして、いよいよKINGが車に乗り込む時には、
「あ”----あ”----そぅっと開けろよ、ドア!
あ”----あ”----ソコ、踏むなよな!オイ、バッグは抱えて乗れよぉ!
あ”----あ”----頼むから、そんな風にドシって座るな!ハァ・・・・」
と、独りで疲れている、夫 (笑)。
しかし、KINGはそんなお父さんの心中なんてこれっぽっちも気にしちゃいない。
だって、今度は車内のスィッチや内装を調べなきゃならないからね(苦笑)
「あ”---あ”---」
と叫んでいるお父さんを無視し、
コレ押したらどうなんの?
コレは?
お!テレビ付いてんだ!見れる?見れんの?
DVDも?ぅほ~
ナビか、へぇ~ナビだぁ~前のヤツの方が見やすくね?
本革シート?へぇぇ~いいじゃん、お洒落だねぇ~
・・・とお気楽モード全開だった。
破壊KINGも、今回の弾丸帰省では、
破壊に至るまでには時間が足りなかったようで、
自家用車ゴルは無傷で、KINGのお目通りを済ませることができた。
そして、心配性の夫も、「あ”ーあ”ー」言ってた割には、
KINGのはしゃぎっぷりに一応満足げであった。
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