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一ヶ月ほど前、車を買い換えた。
長い間乗っていた、レンジローバーが危険なくらい不具合が出てきたからだ。
走行距離も10万キロを越えてたし、ここ半年くらいで細かい故障箇所が増えていた。
例えば、
天井の布がたるんでボヨヨォ~ンとなってきた。
→夫が小坊をアシスタントに、三点画鋲でポチッ、ポチッと要所要所に留めて、
さも、最初からそんなふうに留めてあった風に仕上げて、事なきを得た。
同じく、ドアの部分に張ってある布が、ずれて、みすぼらしくなって来た。
→私が、どこかのポイントカードを使って、布をたくし上げ、
肘掛けやドアノブの隙間に押し込み、事なきを得た。
オートエアコンなので、外気温度を察知しそれによって冷やすわけだが、
真夏の暑い暑い日でも、外気温度が0度と示すようになり、エアコンが効かない時があった。
真夏の暑い暑い日でも、外気温度が0度と示すようになり、エアコンが効かない時があった。
→これは毎回というわけではなかったが、得てしてエアコンを入れたい季節に多発した。
だが、信号待ちなどの時を利用し、エンジンをかけ直すと、
さっきまで0度を示していた表示が、
リスタートすると今度は45度と有り得ない高温を示し、
勢いガンガンとコンプレッサーが動き出すことを発見し、
動き出しに0度と示された時は、交差点での信号待ちを心待ちにするようになった。
ちなみに、真夏に0度で発車した時、赤信号に引っ掛かるまでの間、
せめて窓を全開にしたい所なのだが、
あいにく天井の布がダブダブボヨヨ~ンを修理して持たせてあるため、
強風が隙間から入ると画鋲が飛んでしまう可能性があるからと、
夫が絶対に窓を開けさせてくれなかった。
でも、夫が乗ってない時は、全開にしていたのはココだけの秘密である。
運転席側のパワーウィンドウを閉める時、ガラスが上まで行ってもストッパーが利かなくなって、
ガガガガガーーと轟音を立てるようになった。
→即刻、パワーウィンドウの使用を中止した。
駐車券を取る時も、窓ではなくドアを開けて受け取った。
ガソリンスタンドのお兄さんに「ハイオク満タンっスか?」と訊かれても、
窓を開けずに、わざわざドアを開けて「ハイ!」とニッコリ答えた。
これは、かなりカッコワルかった。
真冬の激寒の時、ハッチのドアのストッパーのグリスが固まって利かなくなり、
ドアを上に持ち上げたつもりになって安心していると、
急にガツンと落っこってくることが増えた。
→家族全員、このハッチのドアを恐れるようになった。
たとえ開けても誰かが必ずドアに手を添えて落ちてこないようにサポートした。
どうしても単独でハッチを開けなきゃならない時には、
あらかじめ自分の頭に乗せて作業した。
これは、窓以上にカッコワルかった。
・・・これらは羞恥心を克服すれば、命に別状はないことばかり。
だが、いよいよ生命に係わるような事態が徐々に起こり始めた。
時速80キロ以上で走っていて減速した時、
そのままエンジンが停止してしてしまうことが起こり始めた。
→これは、ヤバイ!とってもヤバイ!いや、コワイ!下手したら事故る。いや、死ぬかもしれん。
しかも、夫が乗ってない時に度々起こった。
私は生命の危機を感じ、夫に何とかしろと訴えたが、
「そういう時はな、絶対慌てずにまずエンジンを切って、ゆっくりリスタートしてみんだよ。
そっかぁ~レンジもいろいろやってくれんなぁ~(*´σー`)エヘヘ」
みたいな反応で、危機感ゼロ!それどころか、外車特有の武勇伝を聞くかのごとく、
まんざらでもない表情するもんだから、こちとら溜まったもんじゃねぇ。
私は雨の日の駅送迎も拒否るようになった。
そしたら、ある日、それは夫がハンドルを握っている時に突然起こった。
しかも、首都高で。
ETCのゲートをくぐるために高速から一気に20キロ台まで減速したその時、
ヒュン>って感じで、エンジン停止。
ハイ、そういう時は、どうすんだっけ?
絶対にぃ?慌てずぅ?・・・
って、メッチャ慌ててるやん!パニくってるやんけ!!
ハイハイ、キーを戻してリスタート・・・
ほれ、リスタートするんやろ?
ラジオのスィッチとかどうでもええねん。キー回して回して!
・・・てな感じで、メッチャ慌てふためいた夫。
特にETCのゲートでの出来事だったから、助手席に乗ってた私も内心ドキドキだった。
だがコレを機に、夫は自分が初めて恐怖を感じ、
外車の笑えるネタレベルでは無い事をようやく自覚した。
それでも、時間が経つとその時の恐怖感も薄れてきて、
夫は何とか11月の車検まで持たそうと、ディーラーのエンジニアに問い合わせたり、
ネットで解決策を探したりしていたのだが、
結局コレという妙案も無く、
かと言って修理すると、ン十万の世界・・・
ここらが潮時よ、レンジ君はよく働いてくれた、でも、もう限界です。
ってことで、近所にあった中古車センターに、ちょっこし行ってみた。
ら、こうゆう時ってタイミング良くイイ感じの物が見つかっちゃったりするんだよね~
で、そん次の週に、も一回行ってみて、試乗することになった。
ウチの今までの車購入歴を考えると、試乗したら100%その車を買ってるのよ。
だからね、試乗する時は、たいていは私が財布の紐をクッと締め直して、
挑まなきゃならないんだけど、
今回は、私が一刻も早く、
天井の布がボニョ~ってなってない、
パワーウィンドウがスムーズに稼動する、
春夏秋冬快適な温度で運転できるエアコンの搭載された、
ハッチのドアが落ちてこない、
そして、
何よりも唐突にエンジンが停止してしまわない車に買い換えたいって思ってたわけで、
結局、試乗した中の一台を購入することで話はトントン拍子に進んだ。
秋田、新潟、福島、山梨、茨城、栃木、群馬、神奈川、名古屋、滋賀、石川、福井、大阪、奈良・・・
実家の京都には何往復も、そして、サルオの岐阜へは引越しの荷物を満載にして、
北から西まで、本当にいろんなところへ連れて行ってくれたレンジ君。
本当にお疲れ様&ありがとう。
レンジに乗って中古車センターまで行き、
購入したGolf のキーとレンジのキーを交換した。
Golf に乗り込み、レンジを置いたまま店を出た。
毎回、車を買い換える時、この瞬間はいつも辛い・・・
・・・とは言うものの、そんなオセンチな気持ちは、そう長くは続かないの。ゴメンよ~
やっぱり、車は安全に動いてナンボよ。
VWのゴルちゃん、しっかり頼むよ!
VWのゴルちゃん、しっかり頼むよ!
ウチにやって来たからには、先代のレンジ君同様10万キロ突破は当たり前だよ!
だけど、故障はなるべくしないでね、お願いよ♪
その代わり、きっと、この綺麗なボディ、綺麗な室内のまま大切に長く乗っていけると思うの。
なぜかって?
だって、それは・・・
《破壊KING☆サルオ》を乗せることが、この先ほとんど無いからさ(笑)
《破壊KING☆サルオ》を乗せることが、この先ほとんど無いからさ(笑)
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