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昨日は小坊の学校対抗サッカー大会に出場した。
メンバーは6年生がメインで5年と4年からは書く2名ずつの選出。
小坊は、フル出場させてもらった。
だが、内容はダメダメ・・・
まず、所属しているクラブで指導されている事と全く逆の戦略だから、
小坊も混乱しているのか動きに迷いがあり萎縮しているようだった。
所属クラブでは、まず個人技。
ボールは足元でキープ→ドリブル→短いパスで繋ぎ→ゴールへシュート。
でも、学校の指導は、
極力ボールは持たずに出来るだけワンタッチでパス→キックは大きくゴール方面へ。
クラブではボールが空中を飛び交う光景をまず見ることは無い。
だけど、昨日の試合ではボールはほとんど宙に浮いていた。
確かにコートも広いし、チマチマとドリブルしてたのでは、
なかなかゴールに近付けないっていうのもあるんだろうけど、
かと言って、味方が一人もスタンバってない所に、ただヤミクモに大きくボールを蹴り出し、
上手く行けばそれがキーパーの頭を越え点に繋がるって言う戦法はどうなんだろう?
まるでピンボールのようなサッカー。
フェイントもターンも何も見る事が出来ず、
ただ右に左に宙を飛び交うサッカーボールを目で追っているうちにタイムアップ。
つまんないの・・・
せめて小坊には、自分のスタイルを貫いたプレーをして欲しかったなぁ。
まあ、本人に言わせると、
「ちょっとでもボールをキープすると、先生から『ボール持ちすぎッ!パス!パス!』って言われちゃう。
だからつい焦ってワンタッチでとにかくスグにパスしなきゃって思っちゃうんだよ…」
ってことらしいんだけど。。。
無意味なキープやドリは良くないだろうけど、
味方を見ないでボールを手放すようなパスはもっと良くないんじゃないかなあ。
結果は小坊の学校は一回戦敗退。
1敗2引き分けで、三試合中1点しか点を取れなかった。
6年生はこの試合で引退と言う事もあって、袖で涙を拭いていた。
きっと思ったようなプレーができないまま、終わってしまった選手もいたような気がする。
帰宅した小坊も、いつになく元気なかった。
「6年はこれで引退だしスゴク泣いてた。オレも泣いちゃった…」
小坊はサッカーの試合に負けて泣いたのって、たぶん初めてだと思う。
(自転車レースや陸上の試合みたいな個人競技で負けた時は何回も泣いているけど)
所属クラブは、4年生の段階ではまだ、試合で勝つ事を全く重視していない。
試合には、普段の練習の成果を見るために出場するって感じなのだ。
だから、たとえ点が入らなくてもゴールまでの過程が良ければOK。
逆に点が入っても、相手のミスやたまたまネットを揺らしたようなゴールに対して、
コーチはニコリともしてくれない。
要は試合内容が良ければ、勝ち負けは関係ないというポリシーなのだ。
そんな捉え方だから、たとえ試合に負けたとしても、その直後に少しションボリする程度。
悔し涙なんて流した事ないのだった。
小坊にとっては、今回の先輩の涙も新鮮だったろうしチームの一体感も初体験だったのかもしれない。
これが、部活のノリなんだよね。
サッカーとしては、イマイチ…と言うよりはやっぱりダメダメだったと思うけど、
それ以外の部分で、たくさん学んだ部活動だったと思う。
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