♠ 1/2件、落着？

土曜日の『アカンかったらしいです』怒り勃発ブログ以降、気を取り直して幾つかの記事を投稿してたけど、その間も膠着状態は続いていた。

 

昨日でちょうど４日目。

実は予想通り、私は根負けしそうになっていた。

 

とにかく家庭の中がシーンとした状態に耐えられなくなってきていた。

だから、どうにか早く決着をつけて終わらせる方法はないものかと考え始めていた。

何で、私がそんなこと考えなきゃならんのだ？と思いながらも、

何で、私が折れなきゃならんのだ？と思いながらも、

この状況は、自分がもう我慢できなくなってきていた。

 

仕事から帰って来て、夫のブログを見ると更新されている。

内容は、その土曜日のレースのことだった。

今回のレースがどんなだったのか、私はそのブログを読んで初めて知ったのだった。

ブログには写真もアップされていて、サルがＩさんやＵ君と集団で走っている様子が写っていた。

 

私は、ふとそのブログにコメントを書き込むことを思いついた。

もちろん今まで私は夫のブログにコメントなんて書き込んだことなど一度も無い。

でも敢えて、書き込もうと思いついた。

 

夫のブログのコメントは書き込まれると、瞬時に彼の携帯にメールで知らされる。

そして、その管理人である夫自身がその内容を了承し、自分で公開する作業をして初めてブログにアップされる。

なので、私が何を書き込んだからといって、即それがアップされ人目にさらされることはない。

…のだよ、通常はね。

でも、実は夫のブログの設定、全部私が請け負ってやったのだった。

と言う事は、本来管理人しか知りえない管理ページへのログインＩＤやパスワードを、私は全て知っているってことなのだ。

だから夫が公開しないつもりでも、私の一存で即公開できちゃうのだよ～

ワッハッハ！

 

私は、『はらぺこの母』というＨＮでコメントを書き込んだ。

 

『ブログでレースの詳細を知るなんて、まるで仮面夫婦だわよ(-。-:
その後の重苦しい空気、こっちが根負けしそうで悔しいので、早く「ごめんなさい」を言ってしまってください。言わないとこのコメント、アップしちゃうぞえ。ウシシ…(軽く、脅迫）』

 

思ったとおり、夫からメールが来た。

「コメント、アップしたらアカンで〈笑〉」

また、ベタな関西弁使いおって！

私、即返信。

『笑い事ではない。私は本気。』

そしてその後またメールは途絶えた。

･･･メールででも、ごめんなさいって言えんのか？ったく・･

 

夫はその日も11時頃の遅い帰宅。

着替えてテーブルに着き、やっぱりしれ～っと出された晩ご飯を食べようとする。

私はもう今しか、チャンスは無いと思い言った。

ねぇ、ご飯食べる前に何か私に言う事はないの？

「ぅえ？ぁあ、いただきます？」

ちーがーうーだーろーー？？

ごーめーんーなーさーいーでしょぉーーーー？？？

「アハハ…はい、そーでした、そーでした。いろいろすみませんでしたー」

って、何がすまないの？いろいろって何？

「えっと、レースの日、連絡を一度も入れなかったり、レースのことを報告しなかったりしたことデス！すみませんでしたッ！！」

ごめんなさいは？

「ごめんなさいデシタッ！…あのぉ～～ご飯頂いてもいいでしょうか？？？」

 

全く、幼稚園児と同じ。

ごめんなさいは？ってママに言われるまで、
ごめんなさいが言えないなんてねぇ（-。-;

 

ちなみに、今世間を騒がせているナニワの三兄弟とその父。

彼らもごめんなさいが言えないまま、どんどんこじれてしまっている。

あのトウチャンも誰かに、ごめんなさいは？って言ってもらって頭でもクイッと抑えてもらったら、案外素直に、「ごめんちゃい！」って言えちゃうのかもね。

と、夫に言うと、

「ゥエ～～～？アイツとオレを一緒にすなよ～～～」

とムッとしてたけど、メッチャ同類ですから（キッパリ！）

だけど、その後夫はぽつんと、

「でも、あのオッサン、奥さんは居ないのかなあ？奥さんが居たらもっと早くに、ゴメンって言ってたかもな…」

とか、呟いていた。

内助の功？ってやつ？

男ってのは、幾つになっても謝るキッカケってヤツが必要なのかねぇ？
やれやれ。