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九州は台風が接近し、天気は当然荒れ模様。
屋外競技は天気に左右されるので、気が気じゃない。
国体のHPにも、
《天候によって予定が変更になる競技があります》って、書いてあった。
 
昨日の朝一番に、サルにメールで、
《台風はどうなの?競技できるの?》
と送ると、
《きわどい》
って返事。
《もし今日できなかったら、順延になるの?》
《全員優勝!ハハハ》
…相変わらず脳天気なヤツ(苦笑)。
《参加者=優勝者じゃ、値打ちないねぇ》
と皮肉タップリで送信したら、その返事は来なかった(;^_^ A
 
昨日は、団体追い抜きにサルが先輩の穴埋め選手として出場。
予定では10時20分スタートだったが、
今回もなかなか速報がアップされない。
やっぱり雨で遅れてるのかなあ・・・と、夕方再度チェックしたら、
結果がアップされていた。
が。
今回もまた、《途中棄権》って。
ダンヌキで途中棄権ってどういう状況なんだろう?
誰かが(サルの可能性、大!)千切れて、競技続行できなかったか、
はたまた雨でスリップして落車したとか・・・
ロードの時に続いて今回も、不安要素が満載で思わず眉間にシワが寄る。
サルの携帯はコールしているが、そのまま留守電になってしまうし。
 
 
 


昨日の小坊のサッカーは雨で屋内フットサルコートで行なうことになった。
《本日は6時からコートが使えるので、早く来れる選手は来て下さい》
とクラブメールが入った。
もし小坊がこのメールを見たら、
絶対6時に行きたいって言うだろうなあって思っていたら、
案の定、
「今日はバスじゃなくて、車で現地まで送って行って!6時から練習したい!」
って。
はいはい、そう仰ると思っておりましたよ。
で、久し振りに平日の送迎をすることになった。
 
6時前に小坊をフットサルコートに送り届け(一番乗りだった!)、
私はそこから車で10分ほど行ったイオンで時間を潰すことにした。
ショッピングセンターをウロウロしていると、
夕方6時半頃、夫から電話があった。
 
「今、顧問の先生から電話が入った。
 先生の所に、県監督のNさんから連絡があったらしいんだけど。
  今日のダンヌキ、アイツとH田君が落車したらしいわ、やっぱり。
 先生も詳しい状況はよくわからないって言ってたけど、
 要は、二人がこけて、H田君は擦過傷、
 アイツは、擦過傷と頭を打ったらしい。
 ヘルメットが割れたみたいだから、かなり強く打ったみたいだって言ってた。
 でも、病院には行って無いみたいだから、大したことはないと思うって。
 それと、1日にやる予定のポイント予選が台風の影響で繰り上がって、
 今日あったみたいなんだけど、大事をとってアイツは棄権させられたみたい。
 全くツイテナイよな・・」
 
やっぱり落車・・・とかそんなことより、
何で病院に連れて行かないの???
擦過傷だけだったら、本人も何度も経験しているし慣れてるだろうけど、
頭打ってるんだよ?
しかもヘルメットが割れるくらい強く打ってるんだよ!!
トラックの時に被るヘルメットは、ロードの軽量ヘルメットじゃなくて、
競輪選手が被っている分厚くて重いドカヘル。
それが割れるなんて、相当な衝撃だったはずだ。
たとえ本人は大丈夫だって言ったとしても、
強制的に病院に連れて行くべきなんじゃないのか?
本人的には、結果が出せなかったわけだし、
身体より精神的ショックの方が大きいんだろう。
だけど親にしてみたら、結果よりもまず身体だ。
ケガが心配でならない。
この先、またレースに出るためにも、何よりアイツの将来のためにも。
 
夫に、
《今すぐ監督さんに病院に連れて行って貰うよう直接電話してよ》
と頼む。
「まずは、アイツと話してからね。状況聞いて、それから監督に電話するから」
夫は冷静だ、こんな事態でも(-⊆-;)
 
 
ヘルメットが割れた・・・
そんな話を聞くと、とにかくサルの声が直接聞きたい。
きっと落ち込んでいるだろうし。
励ましてやりたい。
が、何度かけても、アイツは電話に出ないし・・・
電話に出る気もしないくらい、落ち込んでいるのかも。。。
 
 
 
小坊のサッカーの練習が終了し、自宅に向かっている途中、
やっと、サルから電話が入った。
「こけた・・・ケガした・・・」
すっごく、すっごく、小さな声だ。
ハンズフリーで聞いていたから、よけい聞き取りにくい。
元気無い声だったけど、声が聞けたので少し安心したので、
詳しいことはお父さんに電話するように言った。
助手席でお兄ちゃんの声を聞いていた小坊も、
「何か落ち込んでるね、かなり・・・」
って言っていた。
そりゃ、落ち込むよね・・・
 
 
 
自宅に帰ると、ちょうど夫はサルと話している最中だった。
 
 
 
その後夫から、ざっと話を聞いてだいたいのことはわかったんだけど、
やっぱり私も、もう一度サルに電話してしまった。
 
「大丈夫なの?頭・・・」
「悪いよΨ(`∀´)Ψ」
「そんなことわかってるよ」
「わかってんのかよ(≧ω≦)」
「違うよ、ヘルメット割れたって聞いたから心配してんでしょ!」
「そう、ドカヘルがパックリいっててビビッタし」
「で、痛まないの?吐き気とかしない?」
「コブできた。痛ぇーよ」
「どこにコブできたの?」
「右脳天」
「じゃあまた身長高くなっちゃったじゃん(;´Д`)ノ」
「そーだよ、5ミリくらい高くなってる」
「冗談抜きで、病院連れてもらいなさいよ!頭は怖いよ!」
「うぇ、あ、でも大丈夫って言っちゃったし…」
「そんなこと言ってる場合じゃない。
 アンタが言えないならお父さんに電話してもらうよ」
「ああ、そうして。お父さんに架けて貰ってよ」
 
「そう言えば、ポイントも出られなかったんだって?」
「そーなんだよ!そうそう、そうだった。
 オレ、ポイントがあったから《大丈夫です》って言ったんだった。
 でも念のためにとか言って、オレに聞きもしないで、
 自動的に勝手に棄権になってたんだよ。
 オレは、走るつもりだったのに。ひでぇし…」
「何だかサ…何しに九州まで行ったのか、わからんねぇ~」
「だよねぇ~( ̄Д ̄;;」
「本来出ない予定のダンヌキに出て落車して、
 元々出る予定だったポイントは1ミリも走れなかったんだもんねぇ」
「ひょぇ~~~オレ、ツイテねぇ~~(-"-)」
「気持ち切替えなきゃダメだよ!
 もう、そのヘンチクリンな縁起の悪さは、全部九州に置いて来なさいよ!」
「だね。こっちに封印してくるよ・・・」
「そうそう。絶対持って帰って来ちゃアカンよ!」
「だね。そうする。ハァ・・・ダメだぁ~~・・・」
 
 
 
その後、夫が監督さんに電話をしてくれた。
話によると、
《本人は大丈夫だって言うので、病院には行かなかったんだが、
 やっぱり明日連れて行きます》って言ってくれたそうだ。
だけど、
《さっきの晩飯で、カレー大盛り二杯も食ってたから、
 
たぶん大丈夫なんだとは思いますけどね》
って言われたとかで(-_-メ)
「そんな食欲モリモリあるヤツを目の当たりにしてたら、
 病院に連れてやって下さい…なんてわざわざ遠くから電話してくるなんて、
 メッチャ親バカじゃんって思われただろうなあ」
と、電話を切った後、夫はブツブツ言ってたけど。
ダハハ。確かにね。
でも診察してもらったら、とりあえずは安心だもんね。
って言うかかぁ・・・サルもさぁ・・・
当日の夜くらい、もうちょっと落ち込んだふうにできんもんかね?
食欲も無いです・・・物も言えません・・・みたいな。
大盛り二杯って(苦笑)
 
 



今回のC県勢は、全滅。
成人の部も含めて、決勝に勝ち上がった種目は一つも無いので、
昨日でレースは全て終わったことになる。
そんなサルのできるとこと言ったら、
決勝のレースをよく見て、
しっかり勉強してくること。
そして、ツキの悪さを、置き土産として置いてくることだ。
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