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本日の最種目、ポイントレース。
4周ごとに計測ラインを速く通過した順にポイントが加算されるというレース。
合計で24周し、最終周のみポイントの数字が多くなる。
 
サル選手の予定では、
「3,2,1」の、「1位」を取るはすだった、このポイントレース。
 
だが、結果は2位。
ショボーン (つД`)・゜・。・゜゜・*:.。
 
1回目→2位
2回目→2位
3回目→1位
4回目→1位
5回目→2位
と来て、そして、
最終回→2位・・・で、ポイント合計で2位となった。
1位になったのは同じ部の先輩。
サルが2位の時は全て1位だったし、サルが1位の時は全て2位だったから。
 
ポイントレースを勝つには、ポイント計測周以外は他の選手の後ろで風の抵抗を避け、とにかく足とスタミナを温存させる。
計測周になったらだんだん前に位置取りを移動させて、計測ラインでクッとハンドルを投げて最初に通過するのが原則だ。
 
だが、サル選手はとにかくずーーーーっと先頭を牽いていた。
計測周はもちろん、そのほかの周回もひたすら一番前を走り、他の選手を引き連れて走っていた。
サル選手はデカイ。
だから、他の選手にとって、なによりの暴風壁となり皆ラクチンで走れるのだ。
 
レース後、顧問の先生は、
「ずーっと先頭を牽いて、それで他の選手を千切れるくらいになれば本物だけど、でもまあ、結果は付いてこなかったけど、レース内容としては良かったと思いますよ」
と言ってくださったのだが・・・
 
でも、実際目の前でそのレースを見てると、歯がゆいったらなかったよ。
何で、一人で前牽いてるのかって。
あれじゃあ、アイツと、アイツの後ろを走る選手とでは計測ライン前でもがく力が違いすぎるのでは?って。
 
夫に電話でレース内容を報告したが、意外なことに夫も先生と同じ意見で、何だか拍子抜け(苦笑)。
県大会というのは、結果は良いに越した事はないが要は2位でも関東大会に出られ順位が取れる範囲で、いろいなレース展開を試してみればいいのだそうだ。
だから、今日のサル選手の、《ひたすら先頭を牽きまくる》レースをして、2位ならそれはそれで良かったんだってぇ~~(-⊆-;)
 
とは言うものの、本人はやっぱり凹んでいるよ、当然。
だって、《1位》を取る予定だったんだもんねぇ。
もっと言えば、サルの想像図では、《1位》を三つ、つまり金メダルを3つぶら下げて帰る予定だったんだもんねぇ~
それが、終わってみれば金色のメダルは一個も取れなかったんだし。
 
「やっぱりオレは、ピストは向いてないんだ」
「もうバンクなんか大嫌い」
挙句には、明日は、チームスプリントに出場するのだが、
「もうチームでなんか走りたくない、出たくない、誰かに代わってもらう」
とか言い出す始末・・( ̄Д ̄;;
 
 
全くもう・・
 
 
今日何とかして気持ちを入れ替えて、明日のチームのために頑張ってもらわなきゃ。
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