♠ 遠征・第二弾

27日の夜からまたまた遠征に出かけていたタケピ。
今度は富山、二泊三日。

今回の遠征はチーム内で選抜があって、１６名しか行くことが出来ない。
タケピは準レギュラーの位置なので、選ばれるかどうかビミョウなところだったが、
前日夜の掲示板に発表された選抜メンバーに、めでたく名前を連ねることが出来た。

しかし実はタケピ、26日頃から熱中症らしき症状があった。
その日は朝から塾に行ったものの、午後になってから熱っぽくなって、
とりあえず入れていた塾の授業を二つ受けた後、家に戻って来た。
体温を測って見たら37.9度。
風邪の症状は特には見られないので、きっと軽い熱中症だろうと、
氷枕を作って緩くエアコンの効いた部屋で寝かせた。
それから二時間くらい、グッと熟睡したタケピ。
もう一度熱を測って見たら36.5度と、ほぼ平熱。
大事にならなくて良かったねぇ～
今日は無理せず、ゆっくりしておきなさい…と言うと、
ナント、再び塾の自習室に戻ると言う。
「金曜からの遠征に召集されるかもしれないし、今日はもう出掛けない方がいいよぉ！」
普段なら家で勉強するよりも、集中できる塾の自習室を勧める私も、
さすがに今回は休むように行った。
が、タケピは、自分の部屋だと集中できないから、どうしても塾へ行きたい！と譲らない。
言い出したら聞かないので、
せめて自転車はやめて車で行くならという事で、仕方なく塾まで送って行った。

送って行ったものの、またぶり返さないかと心配したが、
夜迎えに行った時には熱も上がってなかったので、
やっぱり軽い熱中症だったようだ。

そしてその夜、掲示板に今回の遠征のメンバーが発表されて、
メンバーに選ばれ、ホッとしたぁ～と嬉しそうなタケピだったが、
とにかくまずは、体調整えなきゃね！

・・・と言っていたのだが、
出発当日の27日も、出掛けるのは夜だからと、朝から自習室へ。
目覚めた時点で既に暑かったが、今日は自転車で行くから、と車送迎を拒否。
我慢強いのも、タマにキズだ。
だけど、それも調子が戻ったからかなと思って送り出した、のだったが・・・《つづく》