♠ マイダ！

お神輿って、上から見ちゃいけないらしいけど、
ちょっと失礼してベランダから撮影。
近所のオジサン達、張り切っています。

この土日、Ｕ市では４年に一度のお祭だそうだ。

近所の公園にはヤグラが組まれ夜になるとちょうちんに灯りがともる。

 

さて、そんな風に街が熱く盛り上がっている最中、ウチの家族は・・・

全く冷めている（-⊆-；）

人込みが苦手な小坊はもちろん、お祭キャラなサルでさえホンモノの祭にはあまり興味無さげ。

これは今に始まった事ではない。

二人とも小さい頃からだ。

 

Ｕ市に越してきて初めての三社祭。

サルは８歳、小坊はまだ３歳だった。

子供神輿をサルに担がせようとジカタビ（これを履かないと担がせてもらえない）を履かせ、

神輿は担げない幼い小坊には、牽き廻すタイプ（何ていうの？）の綱を持たせようと、これまた小さいジカタビを履かせた。

そしてカメラ片手に、神輿の出る公園まで連れて行った。

 

そこは既にお囃子が流れて賑わっていた。

ヤグラの周りには、上から下までビシッと祭仕様のコスチュームでキメタ大人や子供達が群がっている。

ひぇ～～Σ(゜д゜;) この人達、本気なんだわ・・・

ウチみたいに、とりあえずジカタビ履かせときゃいいか～みたいなノリで混ざると、

《空気読めよ(-"-)》的な感じ？～

と不安になったが、

《せっかく来んだしジカタビだってこの日の為に用意したんだし、気にしない気にしない！》

と思い直し、神輿目がけてサルの背中を押した。

「ホラ、アンタも担がせてもらいなさい( ・ω・)ノ」

 

ところが・・・

 

ちっとも担ぎに行こうとしないサル。

ジカタビが地面にくっついてしまったように、いくら背中を押してもそこから動かないのだ。

そうこうしているうちに、神輿のベストポジションはハッピにねじりハチマキの子供達が陣取り、普段着にジカタビのサル君が入る隙間は無くなってしまった。

まあ、神輿にくっついていけばそのうち順番コしてくれるだろうと、後を着いて行くことにしたが、

肝心のサルはちっとも楽しそうじゃない。

むしろ、もう帰りたいという表情(￣Д￣；；

 

そのうちに、突如始まったマイダ！マイダ！！と言うオッサン達のデッカイ声に、小坊は恐れおののき私にしがみつき、その挙句抱っこ。

あぁ、ジカタビの立場は(笑)

今でも忘れない、小坊のこの一言。

「あの裸ん坊のオジサン、物凄く怒ってる（つД`)・゜・。・゜゜・*:.。」

 

 

 

完全に腰が退けているウチの息子達（笑)

 

 

 

結局、その時無理矢理取った写真は、後ろの方に神輿が見える憂鬱そうな表情の普段着ジカタビ姿の兄弟だった。

 

 

 

まあ小さい頃からそんなだったので、今回の祭も二人は全く興味無し。

それに、サルは国体に向けて部活でバンクに行っているし、小坊は日曜にサッカーの県大会が控えているので、正直、祭どころではないって感じだ。

夫は元々、祭とか全く興味無しな人。

 

今売れてる血液型の本によると、Ｂ型の特徴に、

《みんなが盛り上がると、とたんに一人冷めてしまう》

ってことらしいが、

コレってまさにウチみたいな全員Ｂ型家族に、ピッタリ当てはまっているのかもしれないな(苦笑)




さて、明日の県大会。
今回は、小坊の所属するチームの対戦ブロックの会場がたまたま自転車で行けるほどの地元のサッカー場なので、余裕を持って出かけることができる。
まずは一回戦。
何とか勝ち上がって欲しいな♪