♠ スタート！

広島の天気はまあまあ。

キズの事は極力気にしないようにして、まずは無事に出走したようだ。

昨日の雪辱を晴らすべく、最後までベストを尽くして頑張ってもらいたい！

♠ いざ広島！

大荷物をカートに載せて、空港ロビーまで見送った。

膝のサポーターが痛々しいが、ケガに負けず頑張って来てほしい。

♠ 最悪(T_T)

落車………

右膝、５針縫う大ケガ(:_;)

本人はケガの痛みより、最後まで走れなかった悔しさの方がキツイに違いない。

レースに落車は付き物とは言っても、何もよりによってアイツがこけなくても…

インターハイ出場は微妙。

しょげ返っている表情が可哀相でならないよ…(:_;)

だけど、広島には行くと言っている。
全日本を走るチャンスを無駄にはしたくないと。
気持ちはわかるけど…

とにかく飛行機も宿もキャンセルできないし、出走するかどうかは現地に行って判断することに。

出場できなかったとしても、エリート選手の走りを目の前で見ることは勉強になるはずだからと。


これから羽田に向かいます。

♠ 真っ白じゃん！

一寸先は、雲の中(O_O)

♠ アップ中

ローラー台アップのサル選手を心配そうに？見つめる、父。

選手は、かなり緊張している様子…

♠ やっぱり、霧…

試走から戻って来たサル選手を心配そう？に見つめる、父。


トラック競技のみエントリーしていた部員は昨日でレースは終了している。

その今日はヒマな部員が昨晩は同部屋だったらしく、
深夜までずーっと騒いでいて、サルは全然眠れなかったらしい。
睡眠と腹の満たされ具合が命のサルにとって、安眠妨害は致命的だ。

「オレ、絶対個室がいいしっ！」

まあね、そりゃ誰でもそうだろうけど、
部活で遠征の場合、なかなか個室は与えてもらえないと思いますよ～
今度からは、耳栓でも持参するんだな(´Д`)

♠ 行き過ぎ！

月夜野で高速降りなきゃいけなかったのに、
サル選手のレースについて熱く語り合ってたら降りそびれた(O_O)

次の出口で一旦出て、Ｕターンしてます…

今度はきちんと降りなきゃ！

相変わらず、濃霧。

♠ さらに…

雨だけならまだしも、
霧が…(*_*)

前が全然見えないんですけど？

コースもこんな状態だったら最悪じゃん！

♠ 予報では…

曇りのはずだったのにぃ～
現地に近付くにつれてまた雨が降って来た(-.-;)
全くもう…

♠ とうとう…

１ポイントも取れないままフィニッシュ(T_T)

レース後、顧問の先生はもちろん、同県の他の学校自転車部の顧問の先生にも、
「彼の課題はメンタル面」
と、口を揃えて言われる。

またか…

しかし、そのメンタルな部分は自信の上に形成されるものなのではないだろうか？

ではその自信をつけるには？

やっぱり練習量なのか？

それとも、レースにもっと出場し場慣れすることなのか？

アイツの十八番だった《根拠の無い自信》も、そろそろ通用しなくなってきたって事なんだろうな。

《リアルな自信》…
上位の選手と対等に戦って行くには、これが必要に違いない。



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